「飯炊き3年にぎり8年」、修行10年で1人前と言われるすし職人。技を磨くための修行にはなかなか厳しいものがあります。
地方から大阪に出てきた15歳の戸高秀俊少年は、大阪で1、2を争う寿司店で厳しい毎日が続いていましたが、そこには、芸能人やプロ野球選手、力士らがよくやってきました。
「早く立派なすし職人になろう。有名人が食べに来てくれるような一流の店を持ちたい。」「10年後に自分の店が持てるように頑張ろう」と誓ったのでした。20歳で一通りの技を習得し、独立開業の準備のために一旦故郷に帰りました。そこに佐伯市内の寿司店から手伝ってほしいと声をかけられます。
独立を目前にしていましたが、佐伯市内の寿司店を手伝うことになります。